●「コスポリ」知らなきゃ神戸っ子じゃないザマス
「今帰ったよ、スウィートハート。今日は君にコスモポリタンのチョコレート買ってきたんだ。ホラ、これ、君のお気に入りだろ?」
もしあなたのダーリンが会社から帰るなりこう言ったとしたらどうしますか?
反応A:「あなた!大丈夫?ちょっと誰か体温計持ってきて!お父さんが変なのよ。まあ大変、救急車呼んで、救急車!!」と慌てる。
反応B:「今日はどんな失敗やらかしたの!さあ白状しなさい」と腰に手を当てて目を三角にする。
ノン、ノン、ノン、マダーム。(このセリフ、名探偵ポワロの口調でノーブルに言いませう)
愛するダーリンからのプレゼントなんだから、ここは素直に信じてあげましょう。なんてったって、これ知らなきゃ神戸っ子とは言えないくらい有名な、あの「コスポリ」のチョコレート買ってきてくれたんですから。
マイパパによると、昔は旧居留地にお勤めのお父さんたちがトア・ロードを通って北野や熊内や青谷の山手の我が家に帰る途中、愛する奥さんのためにモロゾフ親子の店でチョコレートを買って帰ったものだった(語り:田口トモロヲ風に)、とのこと。ロシア革命を逃れて神戸にやってきたモロゾフ一族がチョコレート店をトア・ロードに開いた1926年頃のお話です(だからマイパパだってもちろん聞きかじり)。


