旅は人をつくるって、本当である。
だから昔の人はよく旅をしたんじゃないかな、と思う。
十返舎一九の『東海道中膝栗毛』なんて、ある意味で人格陶冶の旅だ。けれど、弥次さん喜多さんのどちらもその猥雑な人柄が決して変わりそうもないところが人間らしくていい。それでも伊勢に着いて感無量の二人に読む方のこちらもついホロリとしてしまうから、旅はやはりいいものなんだ。

さてカントリー・オンライン編集部は、2000年冬の京都ツアーに引き続き、この春、GWの日本各地をドライブ&ステイ。
関西は神戸・大阪、東へ足を伸ばして信州松本と横浜・鎌倉。ぶらりと風に吹かれつつ街の空気や人々の表情、それぞれの暮らしを取材しました。
たいへん長らくお待たせしました!
まずは、森田健作の「よーしきゃー君!」を思い出す湘南・鎌倉レポUPです。

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